作曲をするための楽器演奏能力
一般的なイメージとして、作曲家という人達は小さい頃から音楽教育を受けていて、ピアノの演奏なども上手だと思っている方も多いかもしれませんが、決してそんな人ばかりではありません。意外とピアノを弾くのは苦手な作曲家も結構いますし、中にはほとんど弾けない人もいます。
もちろんピアノなどの楽器を弾けるに越したことはないのですが、弾けなくても大丈夫です。今ではパソコンが演奏してくれますし、楽譜を作れば誰かに演奏してもらえます。鍵盤演奏は出来ないけれど、DTMで作曲を始めようと思った方で、パソコンと鍵盤がセットになっているものを楽器店などで見かけると思いますが、そんなセットをみるとやはり鍵盤は弾けないとダメなのかと思ってしまう方もいるのではないかと思います。しかしその鍵盤については、弾ける方は鍵盤を使ったリアルタイム入力(弾きながらの入力)という方法を使って入力することがあるので、鍵盤を鍵盤として使っているのですが、弾けない方にとっては、鍵盤はパソコンのキーボードと同じように、入力キーボードとして使います。もちろん鍵盤の音の位置ぐらいは覚えないといけないですが、弾ける必要はないのです。
楽器の演奏がプロ級になるには小さい頃からやっていないと難しいのかもしれませんが作曲に関して言えば、年齢はそれほど関係ありません。楽器が出来なくても意欲さえあれば作曲は出来るのです!