作曲は習うか独学か
このページを読まれている方は、多かれ少なかれ作曲に興味を持つきっかけがあったと思います。例えば楽器を習っていた人などは、聞こえてきたメロディーを楽器で弾いたり、耳コピをしたことがあるのではないかと思います。その時に自分では判別できない部分が出てきたりすると、どうしても気になり、ストレスを感じたりしませんでしたか?
また楽器を弾いたことのない人でも、普段聞いている音楽とは違ったものを聞いたときに衝撃を受け、音楽の作られ方に興味を持ったという人もいると思います。
音楽の響きや構造に興味を持ち始めると、まずは作曲に関する本や音楽理論に関する本など読み自分で勉強しようと思われたのではないでしょうか。しかしながら独学で作曲を勉強することはなかなか大変なことです。音楽は実際の音の流れを体感して、初めて実感としてとらえられるもので、書籍から得られる情報というのは、どうしても不十分になります。例えば和音の勉強をしていて、本には書いていない和音の進行などがあったときに、はたしてこの音で合っているのかどうかを、自分ではなかなか判断が出来ないのです。
独学で作曲を学ぶと言うことに於いて、特に基礎の部分に関して言えば限界があると思います。やはりアドバイスをしてくれる専門家がいるほうが断然上達は早いですし、より理解も深まります。また間違った方向へ行ったときに軌道修正してもらえるのです。
このアドバイスをもらうことは作曲に限ったことではありませんが、“習う”という事の大きな利点なのです。