DTM(Logic Pro) ・作曲・編曲・音楽理論・を総合的に学べるマンツーマンの音楽レッスン教室です。初心者から上級者までレッスン致します。JR恵比寿駅から徒歩7分

演奏家のための作曲

演奏家が作曲を学ぶということ

 演奏家の方にも作曲を学ぶことをお勧めしています。演奏家の方で、楽譜の指示通りに弾いていても何かと「ここはこう弾きなさい」とか「ここの表現はこういう風にしなさい」というように、指示されながら仕上げていくと思いますが、特にクラシック音楽の場合、演奏情報はすべて楽譜に記されていますので、その楽譜からすべての事を読み解かなくてはなりません。しかし楽譜は万能ではなく、書かれていない事はたくさんあります。

 例えばピアノ曲で3和音があって3つの音のどこの音を強く弾いた方が良いのかと言うことは書かれてはいないでしょう。でも実際はその3つの音の強さをすべて同じではなく、変えて弾いた方が良い場合がいくらでもあります。そのような判断を下すには何かの根拠がなければ出来ません。その根拠を得るには楽譜を読み解く能力が必要なのです。

Lesson-2 その能力は作曲を学ぶとこで大きく変わります。演奏家にとって作曲を学ぶことは、音楽を深く理解する手がかりになり、その楽曲の構造や、そこに記されている音の意味の理解を深めることが出来ますので、その結果演奏は以前とは大きく違ってくるはずです。つまり、作曲を学ぶと言うことは音楽の一段深い所を知ることが出来て、作ることは勿論のこと、演奏する、聴くと言ったことにとってでも大きなメリットになり、とても楽しいことなのです。

 ただ一つデメリットもあります。それは音楽の深いところを知ってしまい、今まで謎だったことが解ってしまうことによって、純粋に音楽を聴けなくなってしまうということです。でも安心して下さい。音楽はそんなにすぐに解るほど浅いものでありません。いくら学んだからと言っても終わりと言うことはなく、必ず学んだその先があるのです!

 

 戻る   次へ

PAGETOP
Copyright © Music Composition & DTM Lesson Web Site All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.